2007

05.18

アリの巣たかの巣オスの巣

 横殴りの代名詞とされてたことにも象徴される、かの地の混沌。絶えるという言葉を知らない罵詈雑言、人々の言い争いによる喧噪に包まれ、「こいつ、横殴りじゃねぇのか?」なんて不安と猜疑心を常に持つことを強要される。

 何とも形容し難い殺伐とした、アリの巣しか持ち得ないあの雰囲気。

 アリの巣ほど静寂という言葉からかけ離れたものは無い。と、そう思っていたけれど、それは今は昔のもの。今はそうでもないようね。

 ちょことスリーピーのアリの巣にオジャマンボして、人が多い時間帯にアリの巣1の1〜10chを見回ってみたけれど、人影を見たのは一度きり。

 栄えていた頃の喧噪からすると嘘のようで、誰の姿も視認することのないアリの巣の光景は一種異様なものに映る。それはまるで、メンテ終了とともにログインした直後のような、その空間に存在するものは自分ただ一人だけと錯覚を抱いてしまうような、そんな世界。

 それはそれである意味カオスカオスだった。

 でも、人がいないアリの巣は寂しくもあるけれど、えも言われぬ荘厳さがそこには漂い、どこか心地良くもある。加えてアリの巣のBGMがその静寂な雰囲気によく映えてくる。

 アリの巣の音楽って、なかなか秀逸なんだよね。ついでに神殿の音楽も。機会があったら是非一度、足を運んで耳をすまして聴いてみて。今まで好きじゃなかったって人もよくよく聴いてみれば、きっと気に入るはず。

 しかし、栄えていたものの衰える姿を見るのは忍びないというか寂しい。かつての喧噪を知っているだけに、よりいっそう静寂が強調され、時の経過を感じさせられる。

 その喧噪の主たる原因となっていた、アリの巣の一名物としてその名を馳せたあどまい将軍やドキュソ子なんかを筆頭とする者達と戯れて、メイプルで生きていくための忍耐力と教養を身につけられるアリの巣は、初心者にとっても登竜門的な意味合いをもつ場所だったんだけれど、今はどこの狩り場がその役目を担っているのかな?多分そのようなアリの巣に取って代わる場所があると思うんだけど。

 そんなこんなで、久しぶりに行ったアリの巣は、背景は変わらずともその地が持つ雰囲気は一変していて、それがまた異様に新鮮で、また異様にもの悲しさを誘う、ノスタルジックな趣を感じさせる場所になってた。

 かつて足繁くアリの巣に通った人も、当時こそ不快にも感じていたにせよ、歳月を重ねた今になって顧みれば、そこで経験した苦い思い出も、笑えるものになったんじゃないのかな。それはもちろんアリの巣に限ったことではなくて、他の狩り場にもおんなじこといえるけれど、みなさんはそういう狩り場、ありますか?

 機会のある方は、昔世話になった狩り場を訪ねるのもなかなかおつなもんですよ。少なからず、郷愁にかられると思います。



追伸。
さっきアリの巣見回ってみたら結構人いたかも。時間帯が悪かったのかな、前行ったときは(´`)

arii.png

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    2007

05.09

アカサイド

 あちこちいろんなブログさんを見て回ってたら、なんだかネクソンによる無差別アカサイド(アカウントの殺戮)が行われたとかナントカ。

 仔細まではよく知らないけど、概要は、チーターが何らかの方法で呪いの書を不正に大量生成して、その呪いの書やその書で強化された武器を所持していた人たちが升erであるないに関わらず、この度のBANの対象にされたと。

 升によって生み出された呪いの書だとか、あり得ない強化のされた武器だとか、それら違法の物がゲームバランスを崩壊させてしまうほどに影響力を持っていて、もしそれが世に放たれたが最後。メイプルストーリーというゲームの質を低下させ、プレイヤーに悪影響を及ぼし、またネクソンにも莫大な不利益を被る事態が生じるだろう。

 そうなる前に、元凶たる升er諸共疑わしき闇の書大量所持者を排除してしまおう。闇の書諸共排除してしまおう。升er達が所持しているであろう果てしない数の闇の書が出回り、ゲームのバランスが崩されてしまうぐらいなら。

 大勢の人を救うためなら少数の犠牲は仕方ない。そこから生まれる批判は甘んじて受け入れよう。そうしてでも、何としてでも闇の書が出回ることだけは阻止したい。

――みたいな感じで、ネクソンも今回のような措置を執るのは苦渋の決断だったんじゃないのかな。

 もちろんネクソンは升erを懲らしめてやろうだとか、そんな理由で今回の措置を断行したとは思えません。伊達に升erと3〜4年もイタチごっこをやっている訳ではないネクソンですから、たかがBANぐらいで升erが収束するなんて思いもよらないことでしょうし、ましてや升erを根絶やしに出来るなんて。

 そう考えると闇の書が氾濫してしまうことを阻止することがネクソンの主目的だと考えるのが妥当のような気がします。

 しかしいかなる理由があるにせよ、今回のネクソンによる冤罪者も含まれるBANは許されるべきものでは無いと個人的には思うし、冤罪BANされた人たちもネクソンを許すことはできないだろう。

 本来、升が行われる前に升を防ぐのが運営会社たるネクソンの役目であるにも関わらず、升を防げず今回のような事態を引き起こし、あまつさえその尻ぬぐいを升er諸共疑わしき闇の書大量所持者BANという形で締めくくるという自らの管理能力のなさを棚に上げ、無実な人を巻き込む解決策とも言い難い解決策。加えてその策は抜本的に解決するものでもなければ、一時的な気休め程度しか力を持たないものというお粗末さ。

 そんなのは単なる職務怠慢でしかない。ネクソンが対策を怠らなければ今回の事態は防げることなのだから。

 最元凶なのは言うまでもなく升erであるけれども、それを防げなかったネクソンにもそれと同等に近いものがあるのは間違いない。

 現体制で防ぐことができないのなら、升対策にかける金を増やして今より更に優秀なプログラマーを雇い、升に対する防壁でも何でも改善するのがやって然るべき運営会社たる責務。代理店証でがっぽがっぽなんだから、収益。

 今回の大量BANが例え利用規約に準じて行われたことだとしても、利用規約に書かれているからと言ってそれを盾にし、今回のように軽率な行為を続けていくかもしれないネクソンの後ろ姿を眺めるプレイヤーは、立ち止まり、いずれは去ってしまうだろう。またこんなコトが起こるんじゃないかという不安と疑心を持って。少しずつ。少しずつ去ってしまう。ネクソンの首を絞めながら。残るのは、ネクソンはそういうもんだと最初から覚悟している(というより諦め感)人と升erだけ。

 ネクソンも今回の様な措置は、にっちもさっちもどうにもこうにも本当にどうしようも無くなって行ったことなんだろうけどね…。

 しかし、相も変わらず升erってものは存在しているんだね。升erの技術が優れすぎているのか、はたまたネクソンによる升対策が稚拙するぎるのか。まぁ、明らかに後者だと思うけど。中途半端な対策は升erの技術を進歩させるだけ。圧倒的な絶望を与えるような技量差を見せつけなきゃ、升erの戦意を削ぐらいに。ホント、一企業が一個人に負かされてどうするのよ!

 




 追記:ああーー、頭の中を乱雑に漂う考えをうまく言語化できなかった。油コテコテのラーメンたべた時の、えも言えぬあの不快感に似たようなものが胸に残る。やっぱり下調べ不足は否めない。

関係ないけど久しぶりのエルネス旅行SS。

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    2007

05.05

エルフによる代理露店 ロッテーン

 露店の様相がさながら妖精タウンに変貌していて、普段感嘆詞なんか滅多に使わない奴が思わず、おいおい…なんて月並みな感嘆詞がもれてしまうぐらい驚く、ちょっと前(六ヶ月ぐらい前)までログハウス型の露店が流行の最先端的な感じだったのに、それが今では妖精代理店に覆い尽くされている有様は。

 いや、徐々に旧露店から代理店に変わっていく過程を見ていたらそれ程に違和感を感じることはないのだろうけど、久しぶりinした奴がいきなりあの光景を見たら、驚く。と思う。

 それにしても、旧露店証の約10倍の価値値ってのは少しばかり高杉でしょ、妖精店舗。にも関わらずバカ売れってのは――

 代理店証の利便性を実感させるために、今から数年前に旧露店証を販売開始。旧露店証が登場する以前はチャットで売買が行われていたというから、その時世での旧露店証の登場は超効率的な取引が行える画期的な時代の寵児として消費者に受け入れられ、非効率的なチャットによる売買に終焉をもたらした。その一方、人との交流が多いチャットによる売買が廃れていくのを嘆く人も居たらしい。

 そうしてしばらくは、そんな革命的な旧露店証を使わせて、またしばらく時が経った今になって、ようやく旧露店証より遙かに優れた性能を持つ代理店証を販売する。

 そうすると、今まで旧露店証に慣れ親しんでいた人たちは旧露店証と代理店証を対比させ、代理店証の有用性、利便性、価値その他諸々が容易に理解し感じられる。だから喜び勇んで購入してしまう。

 もし、旧露店証が存在しなくて、最初から代理店証が販売されていたら、それ程までに「代理店」の利便性が感じられなかっただろう。逆に言えば、旧露店証というワンステップがあったからこそ「代理店」の利便性や価値、そして販売する値段が高められ、ワンクッションあったからこそ、1000円/10日という高額な値段を自然に受け入れられるようにした、とも言える。つまり、旧露店証は代理店証のための伏線で、本来のその販売目的は代理店証の価値を上げるためであり、旧露店証が販売される更に前から代理店証のアイデアが存在してた可能性もある。

――という、要約して言えば、旧露店証と対比させ代理店の価値・値段を高め、1ヶ月1000円と高額な値段に対してもそれ程消費者が抵抗を感じないように操作し、またどれぐらいの値段なら代理店証が売れるのか、※その値段を計るための計画的且つ壮大なネクソンの周到な販売策略によるものだと考えられる。気がしないでもない。

(※その値段を計るため=一度販売されたポイントアイテムが、その後値段が変動することは過去の例から鑑みると、無い。そのため、ネクソンがすべての中で最も神経を使うのはアイテムの値段設定。高すぎても安すぎてもいけない。消費者が買っちゃってもいいかなと思ってしまう、ギリギリの寸分違わぬ値段を見定めなければいけない。そのためには旧露店証の売り上げ情報でもって、果たしてどれ程の値段なら代理店証は売れるのか、緻密な計算により見定めなければならない。少しでも見誤ればそれだけ収益が減ってしまうそんなシビアな世界。だから値段設定を見誤ることは絶対に許されるべきことではないし、最も重要なコトなのだ、ネクソンにとっては!)


 上のものは数多考えられる可能性中でも極めて低い確率の、いかようにも反証され消えてしまう、露の仮定をパロディ調に書いただけなので非常に読みにくいし楽しめるかどうかは分からないけど、不真面目に楽しんで読んで。

 でも、代理販売なんて露店というシステムを考えた当初から容易に思う浮かぶようなものなのに、今更販売ってのも何か違和感あるような気がしないでもない。って、考えがほんの僅か頭をかすめて思考される余地があるのは、やっぱり「あの」ネクソンだから感じてしまうものなのだよ。

 ま、今まで露店を開いている最中無駄に垂れ流されていた電気代は僅かながら節約できるし、地球にもプレイヤーにも優しい省エネ的なシステムだよね、エルフの代理店って。ならもっと早く出せばいいのに。ネクソン。

rotte.png

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